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社長直撃インタビュー
『入社前から東日本大震災』
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社長はエンドーウェルディングに入社する前はどのようなお仕事をされていたのですか?
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学生時代は仙台で過ごし、卒業後一度は東京で働いてみたいという希望がありましたので東京に本社があるサブコン会社に就職しました。仙台にも東北支店がありましたので、いずれは仙台に戻って働くことも出来るのではないかという思いもありました。
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東京での生活はいかがでしたか?
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まずは通勤時の電車の混雑具合がなかなか慣れませんでした。会社の寮が横浜にありましたので、毎日満員電車で通勤していましたが、東京で働く人がこんなにいるのだと驚きました。2か月間の研修後に現場配属となったのですが、それからは忙しい毎日が続きました。朝は6:00にを出て、寮に帰れるのは0:00~1:00くらいでした。ただ、その当時はこれが当たり前だと思って生活していました。
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エンドーウェルディングにはいつごろ、どのような経緯で転職されたのですか?
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入社したのは2002年の12月で、私が30歳の時です。父が福島県富岡町で会社を経営していたのは知っていたのですが、就職するときには継ぐつもりはありませんでした。しかし、東京で働いているうちに、経営をやってみたいという気持ちと東京でこのまま働いてみたいという気持ちが葛藤するようになり、その中で30歳までにはどちらかに決めようと決意しました。そして、29歳の時に父と話をして入社することを決めました。
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入社した当時の会社の状況を教えていただけますか?
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現場は技術のある社員が施工していたのでうまくいっていましたが、事務所はかなり時代に乗り遅れていて、昔ながらのやり方で業務を行っていました。パソコンを使えない人が見積もり等の書類作成をしていたので、手書きの書類が散乱していてどこに何があるのかも分からない状態でした。
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入社してからはどのようなお仕事をされたのですか?
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経理業務以外全てですね。まずは、手書きの書類をなくすために書類のデータ保管から始まり、放射線管理業務、営業、打合せ、見積もり作成、請求書作成等々いろいろなことをやってきました。その当時は大変でしたけど、今思えばこのことが今の知識につながったとは思っております。
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事務所が富岡町にあったということですが、東日本大震災の影響はどうでしたか?
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幸いにも地震と津波の影響は受けませんでした。ただ、福島第一原子力発電所の事故の影響で富岡町が避難区域に入ってしまい、事務所での業務が出来なくなりました。当社は全国各地で仕事をしているので、震災の影響で工事がストップした現場もありますが、通常通り工事を行っている現場もありました。会社としては事務所をすぐ再開しなければならなかったので、いわき市にいわき営業所を開設して通常業務を開始しました。
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いわき営業所の開設から現在(2019年4月1日)まで、どのような方針で経営されてきましたか?
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震災復旧工事等で忙しい時期が続いていました。そうした中でも会社の将来を見据えて震災の2年後の2013年にいわき工場を建設、8年後の2019年に新本社建設と進めてきました。これからの会社発展の礎が出来ましたので、会社の将来が楽しみです。
『エンドーウェルディングの将来について』
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社長は、エンドーウェルディングをどのような会社にしたいですか?
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まずは社員が一流の技術を身につけた会社にしたいですね。これからの建設業界はロボット、AIといった最新技術が活躍する時代になることでしょう。そんな時代がきても人間の施工する部分が無くなるわけではなく、技術の持った者がしなければならない仕事が重要となってくるはずですので、一流の技術を基にいろいろな仕事に挑戦していくつもりです。そういった中で求め続けるのは『顧客からの信頼獲得』と『従業員の幸せ』です。
『顧客からの信頼獲得』とは、多数の企業の中から当社を選んで発注してくれている訳ですから信頼を獲得出来る成果を残していかなければなりません。
『従業員の幸せ』とは、働く社員がエンドーウェルディングで働いて良かったと思えるような会社にすることです。社員と共に『今日よりも明日、明日よりも明後日』という考えで良い会社に成長していきたいということです。
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技術力と言われましたが、エンドーウェルディングの核になる技術は何ですか?
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やはり溶接の技術が核となります。但し、現在は溶接だけではなく配管工事を含めて一式で工事を施工することがほとんどです。
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溶接工事から一式工事へと事業の領域が広がってきたのですね?
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はい。創業期は溶接の一番の技術を武器に溶接工事だけを請負うことがほとんどでした。当社が施工する対象は、発電所設備や高圧ガスパイプラインといった施設です。そういった施設は施工ミスが大事故につながる可能性があるので、お客様からも品質については高いものが要求されます。その中でも溶接部は特に高い品質が要求されるものの一つです。
現在は、溶接だけではなく配管工事においても品質の高い加工・組立てを行い、一式工事として受注しております。
『採用について』
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社長が入社した当時は、社員は何人くらいおられたのでしょうか?
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私が入社したのは2003年ですが、その当時の社員数は約15名程度でした。その他に協力企業さんが約40名程度稼働しておりました。
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現在の社員数は何人になられましたか?
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2019年3月時点で48名です。2006年から新卒採用を始めました。その時から毎年新卒採用募集を続けております。
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エンドーウェルディングでは、どんな人に入社してほしいですか?
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技術を覚えたい、手に職をつけたいという目標をもっている人です。当社の技術は1か月、1年程度では習得することは出来ません。習得するまでが大変かもしれませんが、だからこそ身につけた時に価値のあるものになり、本人とっても一生の宝になります。
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採用面接は社長ご自身でされているとお聞きしましたが?
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私が実施しております。やはり当社のことを全く分からない状態で面接をするわけですから、当社の業務内容、教育内容含めてきちんとお話し、ご質問にもできる限りその場でお答えするようにしています。入社した後に話しが違うとならないように気をつけております。
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毎年、新卒採用をされていますが、中途採用もされているのでしょうか?
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はい、中途入社の社員も多いです。年齢も20代から50代までいるので、経験者だけではなく経験ゼロの状態で入社してくる人も多数います。経験のある人は、即戦力として現場で頑張ってもらっております。経験ゼロの人は、教育からスタートして現場経験を積んでいきます。わずか5年くらいで班長として現場をまとめている人も多いです。中途入社ということで早く仕事を覚えたいという気持ちがあることが要因ではないかと思っております。意欲のある人にはどんどん活躍の場を提供するようにしています。
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エンドーウェルディングへの入社を検討している方にメッセージはありますか?
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当社は溶接工事から始まった会社ですが、現在は配管組立て、ラック設置、当社工場でのプレファブ製作といろいろな工事を施工しております。新卒、中途に関わらず、教育、資格取得を実施し、本人の希望、適正を参考に技術を身につけていただきます。先ほどお話ししましたようにすぐ習得出来る技術ではありませんが、習得すれば一生ものとなるはずです。興味のある方は工場見学、会社見学をいつでも受け付けておりますのでお気軽に連絡をください。お会いできるのを楽しみにしています。
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